この連休は千葉市の自宅で過ごしています。
今日は長女と「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:」を見てきました。2022年にテレビで放映されたアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の総集編の後編です。
物語は、前編のラスト、台風が接近して客の入りが悪い中でなんとか成功させたライブのその後。後藤ひとりと喜多郁代の高校の文化祭である、「秀華祭」に向けての話です。
原作も繰り返し読んでいるしアニメも見ているので目新しさはありません。ですがところどころで、結束バンドの楽曲をBGMに、テレビでは1話を使ったエピソード(「江の島エスカー」とか)を数分間のダイジェスト風に編集して見せるのが、なんだか回想シーンのようで胸が熱くなりました。
そしてクライマックスの、秀華祭での「忘れてやらない」、「星座になれたら」の演奏。YouTubeで配信されているLIVE映像を何度も何度も見ていますが、映画館の音響と大きなスクリーンで見るのでは違いました。私自身も秀華祭の観客の一人として、結束バンドと空間と時間を共有しているような気分になれました。
ネタバレになりますが、ラストシーン。テレビ最終話のラストシーンから1話の最初のシーンへの巻き戻し。「あれ?テレビでこんなシーンあったっけ?」と思いましたが、ネットで調べると映画用に新たに追加されたシーンのようです。
色々な解釈がなされているようですが、私は、幼稚園の頃から他人と関われなかった後藤ひとりが、偶然がきっかけで結束バンドに入って大きく日常が変わって、本人の努力はもちろん、周囲の温かさもあって以前からは想像もできないほど強く成長したこと。それが実感されて目頭が熱くなりました。
(本当は後藤ひとりだけではなく、他の3人のメンバーも成長していると思います)
この映画を見ている時間は、私にとってとても幸せな時間でした。
入場者特典も貰えました。エピグラフと、「山田リョウと後藤ひとり」「喜多郁代と後藤ひとり」の色紙でした。好きな方を選びな、と言ったら長女は「山田リョウと後藤ひとり」の色紙を選びました。
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秀華祭で演奏した「忘れてやらない」のLive映像。結束バンドの曲で私が一番好きな曲です。
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同じく「星座になれたら」。