新宿ピカデリーで「マルホランド・ドライブ」を見てきました。
約20年前に一度見てとても衝撃を受け、その後も強く印象に残っており、「是非また見たい」と思っていたところ、今回一週間限定でリバイバル上映されることになりました。
ずーっとリバイバルを心待ちにしていた映画でしたので、なるべく環境の良い映画館で見たいと思い、わざわざ水戸から新宿まで見に来ました。
物語は、カナダからハリウッドにやって来たばかりの、若く美しい女優志望の娘ベティ。彼女は、カリフォルニアのマルホランド通りでの交通事故のために、記憶を失った美女リタに出会います。
ベティは、オーディションでその演技が賞賛され、成功への糸口を早々に掴みます。また、ベティはリタを憐れみ、記憶が戻るよう一緒に手掛かりを探るうちに、二人は深く愛し合うようになります。
順調に見えるベティのハリウッドでの生活ですが、その世界はどこか忌まわしく、謎めいています・・。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、デヴィッド・リンチ監督の作品ですので、この作品には複雑に伏線が張り巡らされています。
私は一度見ているのでネタは分かっていましたが、改めて、とても残酷で哀しい物語だと思いました。また、複雑な役柄である、ベティを演じるナオミ・ワッツの演技も見事でした。
映画館で見て良かったです。迫力と緊張感が半端なく、とても満足でした。
入場者特典。
(備忘)
新宿ピカデリーではシアター2のH列で見ました。ちょうどいい位置でした。