笠間市の筑波海軍航空隊記念館で行われている「史跡ガイドツアー」に参加してきました。
この記念館は、海軍が航空戦闘機などの操縦訓練を行った基地であり、第二次大戦末期には特攻の訓練も行われた、筑波海軍航空隊の跡地です。
戦後は学校や病院として活用されましたが、映画「永遠の0」のロケ地となったことをきっかけに、記念館として公開されたとのことです。
「筑波」と名が付いていますが、実際は筑波から離れた笠間市の友部地区にあります。

正門。表札には「友部病院」と刻まれています。

筑波海軍航空隊の指令部庁舎だった建物です。

入り口を入るとこんな感じ。時代を感じる造形ですね。

2階の司令官室。壁一面が書棚となっている立派な部屋です。

隣の部屋。このベッドは、映画「ゴジラ-1.0」のロケで使われたセットをそのまま残しているものだそうです。

普段は立入禁止な3階。電球の傘は戦中当時の物とのこと。

この屋上も、落下防止の対策が法令の基準を満たさないため、普段は立入禁止だそうです。

屋上から眺められる、筑波山ではありませんが筑波方面の山々。

海軍の軍旗が掲揚されていたポール。

当時の桜並木が保存されています。かなりの老木ですが現在も春には花を咲かせるそうです。
この桜並木の左手には、もう何も残っていませんが、特攻が決まった隊員が寝食を共にした神風舎と呼ばれた宿舎があったそうです。

敷地には藤の花も咲いていました。奇麗ですね。

ツアーの目玉、地下無線室。この基地には地下施設が広範に作られており、この無線室も最近になって発掘されたその一部とのことです。

入り口はこんな感じ。

ここに無線機や電源のバッテリーが置かれていたとのこと。でも実際に使われたかどうかは不明だそうです。

記念館には実物の零戦の後部が展示されていました。

記念館の元・VR担当のさくらちゃん。元々は「VR体験しませんか?あの空の記憶を-」と書かれていたようですが、巧妙に切り取られています。
このツアーでは、写真を載せていいのか分かりませんので載せませんが、記念館の職員の方が穏やかな語り口でとても丁寧に分かりやすくガイドをしてくださいました。
初めて知ることが多く、とても勉強になるツアーでした。