昨日、常総市の千姫まつりを見た後、その足で柏市のキネマ旬報シアターに行き、1975年に公開された映画「新幹線大爆破」のリバイバル上映を見てきました。
物語は、当時の国鉄が、「ひかり109号に爆弾を仕掛けた。時速80km以下に減速すると爆発する。解除方法を知りたければ500万ドルを用意しろ」と脅迫を受け、ひかり109号は1500人の乗客を乗せたまま、走り続けるしか無い状況に陥ります。
ひかり109号は東京発博多行き。時速80kmを下回らないように減速しても9時間程度しか猶予が無く、警察と国鉄の運転指令が必死にできる限りの手を打つものの、爆発回避の糸口が見出せないまま時間ばかりが過ぎていく・・、そんな話です。
私は見ていませんが、つい先日草彅剛主演のリブート版が配信されたそうですので、ストーリーを知っている人は多いのかもしれませんね。
それにしても、非常に面白かったです。率直に最高のサスペンス&エンタメだと思いました。約2時間半の長尺映画ですが、大変な緊迫感で、スクリーンから全く目が離せませんでした。黒澤明監督の「天国と地獄」を思い出しました。
この映画では高倉健が犯人グループのリーダーを演じていますが、高度成長期の中で不遇な人生をおくるそれぞれのメンバーの、「負け犬のような人生のまま終わりたくない」という、悲痛な執念が伝わってくるのも良かったです。
一方で、高倉健がメンバーとの絆を大切にし、決して仲間を見捨てようとしない男気を見せるあたりはクサい感じもしましたが、「どうしても健さんを美化したいんだな」と思うと、むしろ微笑ましい気もしました。
そして1970年代半ばという設定。ちょうど私が生まれた頃ですが、電話や車の型が古いし、そもそも新幹線がひかり号ですし。私が小さかった頃の昭和の社会はこんな空気だったかも・・、と懐かしさを感じながら見ました。
繰り返しになりますが、最高に面白いエンタメ作品だと思いました。


入場者特典で貰った号外。

キネマ旬報シアターには、3月に私が投函したリクエストカードが掲示されていました(「美しきセルジュ」をリクエストしました)。リクエスト作品が上映されるかについてはコメントがありませんが。

今回もしつこく「美しきセルジュ」をリクエストするとともに、「リズと青い鳥」もリクエストしました。リズは映像がとても綺麗だったので是非また映画館で見たいです。

キネマ旬報シアターでは、公開中の「いきもののきろく」の舞台挨拶と、井上淳一監督、ミズモトカナコさん、永瀬正敏さんのサイン会が行われていました。
(係の方の許可を頂いて撮影しています)

関係ないですが、キネマ旬報シアターに近くにあるベルばらマンホール。
(備忘)
キネマ旬報シアターのスクリーン1のF列で見ました。前の人の頭でスクリーンが隠れることはありませんでした。