三島由紀夫を見た後、同じ新宿で「ピンク・フラミンゴ」を見てきました。
この映画は、「本物のゲロを食べる」など生理的に嫌悪しかない描写があると聞いており、正直見るかどうか迷いがあったのですが、カルトでは伝説的な作品ですので結局見ることにしました。
ストーリーは、「世界で最も下劣な女」として世間的に有名なディヴァイン。そんなディヴァインに対し、若い女を誘拐しては監禁・強姦して子供を産ませ、その子供をレズのカップルに売ることを生業としているマーブル夫妻が、我こそが真に「世界で最も下劣」であるとし、その称号を巡って戦いを挑む・・。そんな話です。
どうしようもなく最低最悪で悪趣味な映画だと思いました。
例えば、こんなシーンがあります。
・ディヴァインの息子が、ガールフレンドと、飼っていたニワトリとで行う血まみれ3P。
・ペニスに太くて長いソーセージを紐でくくりつけ、10代と思われる女子に見せつけるマーブル夫。
・ディヴァインに人間の大便を宅配便で送りつけるマーブル妻。
・ディヴァインの誕生会で、音楽に合わせて肛門を広げたり縮めたりする芸を披露する男。
(本当にやってます。実が出て来るんじゃないかとハラハラしました)
*この映画は無修正ですので、性器や肛門などはモロに映し出されます。
まあ、気分が悪いわけですが、一方で前作の「マルチプル・マニアックス」が、ディヴァインの強烈なキャラとヤバ過ぎる行動が中心だったのに対し、本作ではディヴァインは悪趣味な化粧や衣装で存在感を示すものの、グロヤバなことは周囲の人間が行っており、私は「あれ?ディヴァインはただ立っているだけ?」となんだか物足りなさを覚えました。
(もちろん映画を最後まで見れば、ディヴァインも強烈なことをやっているわけですが・・)
個人的には、ディヴァインにもっとぶっ飛ばして欲しかったと思いました。
ちなみに、こんな映画ですが、会場には若いカップルや女性も普通にいてとても意外でした。


過激な化粧のディヴァイン。殺害した警察官の生肉を血まみれになりつつ食べています。

死体はまるで本物のようで怖くなります。

犬のホカホカな糞を素手でかき集めるディヴァイン。一体これをどうしようというのでしょう・・。
(備忘)
シネマート新宿では、スクリーン1のI列で見ました。ちょうどよかったと思います。