行人日記@はてな

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「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2025」に投票しました

「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2025」(foy2025)の投票が、11月1日から11月30日までの期間で受け付けられています。

個人投資家による投資信託の投票です。私も投票しました。

www.fundoftheyear.jp

以前は投票資格が「投信ブロガー」に限定されていました。一応このブログも記事は少ないですが「投信ブログ」とみなされていて、私の投票も結果に反映されていました。

しかし昨年から、投票資格が「金融商品に投資経験がある個人投資家であればどなたでも」と大きく緩和され、投票のハードルが大きく引き下げられました。

おそらく、その背景には投信ブロガーの減少があるものと推察しますが、若干のモヤモヤがあります。

もともと、投信のような金融商品は売り手と買い手の金融リテラシーの格差により、売り手優位になりやすい実態があります。

そんな中でこのfoyは、投信ブロガーが「買い手目線で良い投信」をランキングするという、草の根的な存在意義があり、日本の投信界隈に大きな影響を与えてきました。

NISAの普及などにより個人投資家が増えた中、投票の間口を広げることは一般論として多様な価値観が反映されて良いことだと思います。

その一方で、foyの持ち味であった、投信ブロガーのように「売り手の営業トークに流されないよう、かなり勉強した買い手」が選んだ投信という色合いが薄まり、foyの存在意義が変質してしまわないか?と懸念されます。

実際、昨年は投票結果に変化が表れ、VT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)のように、購入や納税等に知識を要する海外投信が、一昨年の4位から昨年は13位と一気に順位を落としています。

(もちろん、「eMaxis Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)のような、VTと同じ全世界株式を対象とする投信が容易に購入できるようになったことなども要因の一つと思われますが)

昨今はfoyの社会的な存在感がとても強まり、投信の運用会社が「foyで何位だった」と商品の箔付けやアピールに活用していたりします。

間口を広げながらもfoyの存在意義を維持する。どうやってそれをバランスするのか、運営の方は大変だと思いますが、難しい課題だと思いました。

(備考)
ちなみに私がインデックス部門で投票した投資信託は下の3つです。アクティブ部門は投票していません。結果が発表されるのは来年1月とのことです。

1位:eMaxis Slim 全世界株式(オール・カントリー) … 私が現在メインで保有している投資信託です。
2位:eMaxis Slim 先進国株式 … オルカンが組成される前に買っており現在も保有し続けています。
3位:たわらノーロード先進国株式 … 企業型DC(確定拠出年金)で、全世界株式が選択肢に無いのでこれを買っています。