行人日記@はてな

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「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」

昨日、映画「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」を、中学校の吹奏楽部に入っている長男と二人で見てきました。

この映画は、TVシリーズの第1期・2期の続編という位置付けですので、年末に長男と動画配信で第1期・2期を見て準備しました。

私は楽器の経験がありませんので、この第1期を見て吹奏楽について初めて知ることが多かったです。

一番は、50人ぐらいの人数で一つの楽曲を合奏することの難しさでした。個々人の実力差などがある中で、全体を調和させて完成度を上げていく。考えてみれば大変なことです。

物語では、顧問の先生が「全国大会に出場する」目標を達成するために、率直な厳しい指摘を生徒たちに突き付け、生徒たちは反発心を抱えながらも、自分は何をどうすべきなのかを真剣に考えるようになります。

主人公の黄前久美子も、ユーフォニアムの上達のためにできる限りの努力を続けたにも関わらず、先生から「貴女はその難しい部分は吹かなくていい」と宣告され、その夜、あまりの悔しさに絶叫します。


主人公の黄前久美子。

そして本番、京都府大会ですが、コンクールの緊張感に包まれる中、生徒たちは「自分がミスをすれば全員に迷惑が掛かる」とプレッシャーも感じながら、これまで積み重ねてきたものを信じて臨む・・。

私は、こんな厳しいことを求められながら、伸び悩みを克服するために努力を続け、またパート争いなどにも対峙する過程で、生徒たちはきっと心が鍛えられ、人間力も成長するのだろうと思いました。

私は、この作品の登場人物たちの真剣さにとても打たれました。バトルや萌えなどが多い日本のアニメの中で、こんなまっすぐでひたむきな青春ストーリーが受け入れられることが意外にも感じました。


絵がとても綺麗です。

・・・

ですが第2期は、事情を抱えた部員が部を辞めようとするなど、登場人物たちの人間ドラマがメインとなり、吹奏楽に対する真剣さの描写が圧縮され、私は、正直「この作品の主題はなんなのだろう?」と戸惑いを感じました。


第2期のOPではきららジャンプが・・。

そしてこの「劇場版」では、三年生が卒業し部をイチから建て直さざるを得ない難しさや、二年生となった黄前久美子が新入生を受け入れる立場となり思い悩む姿は、リアリティがあって面白かったです。

しかし、私がこのシリーズに感じた良さ、つまり部員たちが吹奏楽に真正面から向き合う物語から、劇場版も第2期と同様に、物語の主軸が人間ドラマに移っていたため、正直物足りなく感じました。

まあ、同じことを二度三度描いても仕方ないでしょうし、第2期と劇場版を高く評価する人も多いと思われます。何に魅力を感じるかは人それぞれということなのでしょう。

ちなみに長男は、「部活の人間関係が面白かった」と語っていました。


川崎のチネチッタでリバイバル上映されました。「LIVE ZOUND」の音響が圧倒的で、最高の環境で鑑賞できました。ちなみに席はI列、ちょうどよかったです。

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