岸田新総裁が金融所得課税を現行の20.315%からの引き上げを検討するとのことです。
投資のリターンはリスク（不確実さ）を取った見返りです。リスクを取って投資する人がいるから、より良いサービスや商品が生まれて世の中が便利になります。投資家には社会的な存在意義があります。
そうやって投資家がリスクを負って得たリターンを、政府が税金という形で無リスクでかっさらうのは、個人的には納得できません。投資家にリスクを全て負わせて、政府は安全な所からリターンを何割も取るとか、内心腹立たしいです。
どうせ30%程度に増税されるのであれば、いっそのこと現在の申告分離課税をやめて総合課税にして、投資で損した時は他の給与所得等と損益通算できるようにすれば良いのではないでしょうか。まだそっちの方が腹落ちします。
