映画・演劇
今日は休暇を取ったので、千葉市で「敵」を見てきました。妻に先立たれ、一人で暮らす元大学教授の高齢男性が主人公です。彼は規則正しい生活を好み、毎朝同じ時間に起床して一人分の食事を丁寧に作ります。そして日中は出版社から依頼された原稿を書いて過…
「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」を見てきました。この土日は千葉市で過ごしていて、中1の長男と色々と話し合ったり、勉強を教えたりしました。この映画の予告編で見た、主人公の少年の世間知らずそうな感じや、色々考えているようだけど大人から…
「國民の創生」を見てきました。D・W・グリフィス監督によるサイレント映画です。澤登翠氏と片岡一郎氏が交代で弁士を務めていました。この映画はアメリカの南北戦争を題材としています。冒頭、片岡氏は「日本人が戦争と聞くと第二次大戦を思い浮かべるよう…
リバイバル上映されている「レッド・サン」を見てきました。三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンの三大スターが共演した作品です。物語は、開国後の江戸幕府がアメリカに使節団を派遣しますが、使節団が乗った汽車が強盗団に襲われ、天皇陛下…
2025年の1作目は、シネマート新宿で「シリアル・ママ」を見てきました。「マルチプル・マニアックス」という、最低最悪のカルト映画を作ったジョン・ウォーターズ監督による1994年の作品です。キャスリーン・ターナー演じるアメリカのごく普通の家庭の母親が…
2024年に見た映画のリストを作りました。Filmarksの画面コピーを結合しただけですが。クリックすると拡大されます。1年間で45作品を見ていました。こうしてリストで見てみると、ホラーやカルト作品が目立ちます。私の嗜好は少し偏っているのかもしれません。…
紀伊國屋ホールで上演された、澤登翠(さわと みどり)氏の活弁リサイタル「女郎蜘蛛(アトランティード)」を観てきました。1921年に製作され大ヒットしたというフランスのサイレント映画「女郎蜘蛛」を、生の活弁と演奏を聴きながら鑑賞する催しで、「映画…
昨夜、「どうすればよかったか?」を見た後、秋葉原のUDXシアターで開催された「赤毛のアン」クリスマスセレクション上映に参加してきました。世界名作劇場の「赤毛のアン」から、クリスマスにちなみ、学校の校旗を作るためにアンたちがクリスマスコンサート…
「どうすればよかったか?」を見てきました。この映画は、監督の藤野知明が、統合失調症に罹った姉と、同居する両親を長年にわたって撮り溜めてきた映像をドキュメンタリーとして構成した作品です。藤野の姉は三年間浪人した末に医学部に進学しましたが、精…
今日は妻と長女と一緒に「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を見に行ってきました。この半年ぐらい、思春期を迎えた中学一年生の長男にとても手を焼いており、心配し続けています。そういう年齢なので仕方がないとはいえ、長男のことばかりにかまけているために、一方…
昨日、午前十時の映画祭で「ネットワーク」を見てきました。全米に系列局を持つ大手テレビ局が、視聴率をめぐる狂躁を過激にエスカレートさせていく様を描いたブラック・ユーモア作品です。物語は、低視聴率を理由に降板を告げられた男性キャスターが、自身…
今日は休暇を取ったので「クラブゼロ」を見てきました。ちなみに今回もU-NEXTポイントを使って無料で見ました。以下、ネタバレ有りです。物語は、どこの国か分かりませんが、裕福な家庭の子供が通う私立高校が舞台です。新しく赴任してきた栄養学の女性教師…
大洗町から帰った後、DVDで「ガールズ&パンツァー 劇場版」を見ました。物語は、大洗女子学園の戦車道チームが、学園の存続を賭けて大学選抜チームと戦うというものです。しかし、大洗女子学園の戦車が8両なのに対し、大学選抜チームは30両。圧倒的に不利な…
守谷市からTXと東武線を乗り継ぎ、柏のキネマ旬報シアターで、リバイバル上映中の「クルージング」を見てきました。「エクソシスト」や「恐怖の報酬」のウィリアム・フリードキン監督、アル・パチーノ主演ということで期待していたのですが・・、なんだか物…
「テリファー」シリーズの3作目である「テリファー 聖夜の悪夢」を見てきました。強烈な映画でした。コピーは「全世界が吐いた。」ですが、吐きはしないものの残酷過ぎて直視できない過激映像の連続でした。物語は、殺人ピエロ(アート・ザ・クラウンという…
昨夜、ユナイテッド・シネマ水戸では「大洗あんこう祭」にちなんででしょうが、「ガールズ&パンツァー 最終章」の第1〜4話を一挙上映していました。私も未見でしたので、ちょうどいいと思い見てきました。「ガールズ&パンツァー 最終章」は、テレビアニメ…
新宿シネマカリテで、イタリアン・ホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント監督の「動物3部作」を見てきました。「動物3部作」とは、アルジェント監督の初監督作品「歓びの毒牙(きば)」、2作目「わたしは目撃者」、3作目「4匹の蠅」の3作品の総称で、下のよう…
昨日、水戸に戻る前に午前十時の映画祭で「スカーフェイス」を見てきました。アル・パチーノが、キューバの共産主義体制を嫌い、難民としてアメリカに渡る前科者トニーを演じています。彼は非常に野心が強く、マイアミの麻薬王から殺人を請け負ったのをきっ…
「二つの季節しかない村」を見たのと同じ日、「ショーン・オブ・ザ・デッド」の4Kリバイバル上映も見てきました。この映画は「ゾンビ」のコメディ版です。主人公のショーンは電器店の販売員。不器用でどこまでもお人好しな彼は、10代のアルバイト店員からも…
先日、「二つの季節しかない村」を見てきました。舞台はトルコの東アナトリアの小さな村。邦題のとおり、長い冬と短い夏しかない土地です。主人公はサメットという美術教師。教養がありプライドが高い男性です。サメットは外部からこの土地に赴任して4年目に…
つくば市に行ったもう一つの目的は、MOVIXつくばで上映された「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」のライブ音響上映を見ることでした。ライブ音響上映とは、 映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、映画の“音”の臨場…
新宿で「マルホランド・ドライブ」を見た後、池袋に移動して新文芸坐の「倒錯するカルト映画の世界」というオールナイト上映を見てきました。以下、それぞれの作品の感想です。 イレイザーヘッド 「マルホランド・ドライブ」のデヴィッド・リンチ監督の初監…
新宿ピカデリーで「マルホランド・ドライブ」を見てきました。約20年前に一度見てとても衝撃を受け、その後も強く印象に残っており、「是非また見たい」と思っていたところ、今回一週間限定でリバイバル上映されることになりました。ずーっとリバイバルを心…
水戸市に移動後、「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:」をまた見てきました。ユナイテッド・シネマ水戸では、スクリーン2のE列の席で見ました。明らかにスクリーンに近すぎるのですが、ぼっち・ざ・ろっく!の世界と音楽に没入したかったのでその席にし…
来年の第15回記念に向け、上映作品のリクエストを募っていた「午前十時の映画祭」ですが、リクエスト結果が発表されました。news.asa10eiga.jp1位と2位は「ああ、やっぱり」という感じですが、「アマデウス」のような、今となっては知らない人も多そうな作品…
柏市のキネマ旬報シアターで、「映画けいおん!」と「映画 聲の形」の山田尚子監督の二作品を見てきました。 映画けいおん! 「映画けいおん!」を見るのは2回目です。前回はBlu-rayを買って見ました。内容は、テレビの「けいおん!!」最終回の前日譚で、下…
来年の「午前十時の映画祭」は、第15回記念ということで、これまでに上映した316作品の中から再上映のリクエストを募り、リクエスト結果を参考にして上映作品を選定するそうです。news.asa10eiga.jpというわけで私も数日前にリクエストを行いました。リクエ…
この週末は千葉市の自宅で過ごしています。今日は水戸市から千葉市に帰る途中、池袋の新文芸坐に寄って「イントレランス」を見てきました。私にとって「イントレランス」は、淀川長治氏が大絶賛していた印象がとても強いです。今回、新文芸坐で澤登翠氏と片…
今日は休暇を取ったので「きみの色」を見てきました。垢抜けない少しぽっちゃりな高3の少女が主人公。彼女は人や生き物、時には音楽を「色」のイメージとして捉える不思議な感性を持っています。そんな主人公の少女が、とても純粋な青色をイメージさせる同学…
シネマート新宿で「チルドレン・オブ・ザ・コーン」を見てきました。1984年に作られたスティーヴン・キング原作のホラー作品です。物語は、トウモロコシ畑が一面に広がる村を舞台に、「トウモロコシの神の声が聞こえる」というカリスマ少年が村の少年少女た…