ウクライナと言えば、旧作映画ファンにとっては「ひまわり」の舞台です。
行ったこともない土地に、映画を通じて深い郷愁を感じるのは不思議なことです。
マルチェロ・マストロヤンニが愛する妻を思いつつ力果てた国。ソフィア・ローレンが愛する夫を探しに訪れた遥か遠い国。
ウクライナの大地に一面に咲くひまわり。ひまわりの下には、戦死したイタリア兵やロシア兵たちの死体が埋められているという。風に靡くひまわりは、まるで人影のようで生々しく、とても美しいとは思えない。
そんな国で、映画の世界とは全く異なる現実の戦争が起こっています。しかもこの戦争は、大国に隣接するわが国の将来にも影響しかねない。
なにができるわけではありませんが、なんとかできないものかと焦る、そんな気持ちです。
(追記)
マルチェロ・マストロヤンニが極寒の中で力尽きたのはウクライナではなくシベリアでしたね。失礼しました。
ちなみに、こんな記事も見つけました。
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