行人日記@はてな

昼の休みに今日見る雲も 頼りない雲 流れ雲

「ふたりの女」

ソフィア・ローレン主演の「ふたりの女」を見ました。

第二次大戦中、激しい空襲に見舞われたローマから、故郷の田舎に疎開する母娘の物語です。

この映画の大部分は、ソフィア・ローレンが演じる母親たちが、疎開先で再開した昔の仲間たちと連帯し、ドイツ軍を恐れつつも、陽気に生きる逞しい姿が描かれています。ソフィアの美しさも際立っています。

一方で、映画の終盤、ローマに戻る途中に立ち寄った廃墟の教会で、母娘はモロッコ兵の集団に輪姦されてしまいます。

数十人の集団に輪姦されたら死んだり大怪我してもおかしくありませんが、身体のダメージはさほどでも無さそうで不自然ですし、なんだか取って付けたようなバッドエンドだなと思いました。

輪姦のエピソードが無くても十分いい映画だと思うだけに残念です。

f:id:wayfarer2:20210226203018j:plain:w400

f:id:wayfarer2:20210226203034j:plain:w400

f:id:wayfarer2:20210226203056j:plain:w400

f:id:wayfarer2:20210226203110j:plain:w400

filmarks.com