「バルカン超特急」

ヒッチコック監督の「バルカン超特急」を見ました。

汽車の中から中年女性が突然消えたものの、乗務員や周囲の乗客は「そんな女性は最初からいなかった」と口を揃える。困惑する主人公の女性・・そんな話です。

これは面白いです。1938年の映画とは全く思えません。映像は古いけど、脚本と演出が秀逸ですごく引き込まれました。私が見たヒッチコック作品の中でも有数の面白さです。

それぞれの事情を抱えた登場人物たちのやり取りが、ユーモラスでおかしいのに物語の緊迫感を削ぐわけでも無いのもさすがだなと思いました。

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