「泳ぐひと」を見ました。
アメリカの高級住宅街を舞台に、バート・ランカスター演じる主人公の男が、自宅に帰る途中にある全ての家のプールで泳ぐことを思い立つ。
ネタバレになるのであまり書けませんが、それぞれの家の住人とのやりとりから、主人公の過去と現在の境遇が徐々に解き明かされていくという、とても謎めいた作りの作品です。
正直、見終わった後は頭の中が「???」で、もう一度見ないと理解しきれないと思いました。
追記;
上↑の感想では全く伝わらないと思いますが、この映画はアメリカのあるブルジョワ層の男の破滅を無感情に描いた作品です。
映画的と言うよりはやや小説的な話ですが、見終わった後もずっと印象に残る、よく出来ている作品だと思います。