フリッツ・ラング監督の「メトロポリス」を見ました。
手塚治虫のSF作品のようだな、と思いながら見ていましたが、マリアの容姿を転写したロボットが、労働者たちを扇動して暴動を起こさせる辺りから話が分からなくなってきました。
ネットで調べると、この映画は1927年のオリジナル版を編集した、様々なバージョンがあるそうです。
私が見たのは、94分の英語字幕のバージョンですが、何故ロボットのマリアがメトロポリスを壊滅させようとしたのか、おそらく編集でその経緯が端折られているのだろうと思われます。
その点は残念でしたが、でも発想や映像、美術は、革新的で素晴らしいですね。サイレント時代にこの映画を作ったのが凄いと思います。