楳図かずおの「イアラ」を買って読みました。スケールの大きなテーマでの創作に挑戦した、意欲的な作品だと感じました。この試みがおそらくその後の「わたしは真悟」や「14歳」に繋がったのでしょうね。
感想は・・、ちょっと微妙だなと思いました。女が転生を繰り返すのに、男は年を取らずに何千年と生き続ける設定がよく分からず。男も女も転生を繰り返し、転生の度に出会う方が作品の主題にも合っていたような。
ラストが好きです。「イアラ」という言葉の意味は、とってもシンプルで直球。心に刺さります。
ちなみにこんなサイトを見つけました↓