行人日記@はてな

昼の休みに今日見る雲も 頼りない雲 流れ雲

長男にスマホを買ってあげました

今春に中学校に進学する長男にスマホを買ってあげました。iPhoneSEの第3世代です。

長男はこの3月に卒業旅行として同級生たちとディズニーランドに行く予定なのですが、LINEが使えないと打ち合わせに支障が生じるとか生じないとか。

私も小6の頃に同級生たちとディズニーランドに行きましたが、スマホはもちろん携帯も無い時代です。

ですので、何故スマホが無いと決めるべきことを決められないのか理解できず、スマホが無いなら無いなりにやり方を考えろと言っていたのですが、とはいえもう3月も半ば、時間切れ。

いずれにせよ中学校に入学するまでには買ってあげるつもりでしたし、仕方がないか・・と。

というわけで、今日は長男と千葉駅そばのビックカメラやヨドバシカメラを行脚しました。

店員の方の話を聞くと、最近は2年間使った後に端末を返却すれば、iPhoneの端末代が買い切りに比べて大幅に安くなるという残価設定型プランが主流とのことでした。

そんなプランで何故キャリアが儲かるのか、ビジネスモデルがよく分かりませんでしたが、店員の方に細かく突っ込んでも特にヤバめのデメリットは無さそうなので、その残価設定型プランにしました。ちなみに2年間の端末代は毎月200円です。

車の残クレとは違って、本体代金は10万円未満ですし、もともとスマホは5年程度で買い替えるものですので、大きなリスクは無いと判断しました。

そうしてiPhoneを買って契約をして、家に帰ってからは初期設定。夕食も食べずにやっていました。特に親子のファミリー共有やペアレンタルコントロール(成人向けのサイトを見せないなど)の設定が大変でした。

実際やってみて「かなりエグいな」と思いました。AppleとGoogleのペアレンタルコントロール機能を組み合わせれば、親は子が、
・どんなアプリをインストールしたか
・どんなサイトを見たか
・Googleでどんなキーワードで検索したか
・YouTubeでどんな動画を見たか
全てが筒抜けです。

また、AppleやGoogle、LINEなどの登録作業は私がやりましたので、各サービスのパスワードも全て分かっています。その気になればGmailやLINEでのやり取りも覗き見られます。

子を守るためとはいえ、またいくら親とはいえ、そこまで子供の行動を覗き見ていいのか?と思いました。お金を出す親の視点でサービスが設計されているのでしょうが、子供に対して後ろめたさを感じました。

親は親で、この強力なペアレンタルコントロール機能との距離感の測り方を考えないといけないな、と思いました。