「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」に投票しました。
今年も気がついたらこの季節。一年が経つのは早いですね。
「Fund of the Year」は、「投資信託ブロガー」たちの投票により投資信託をランキングしようというイベントです。最近はすっかりご無沙汰ですが、私も一応投資関連の記事を書いていますので、運営から投資信託ブロガーとみなして貰えているようです。
この「Fund of the Year」の特長は、投資信託の売り手である銀行や証券会社をシャットアウトし、あくまで投資家本位の立場で「買い手にとって良い商品」を選ぼうという、買い手主導のイベントであることです。金融の素人である一般の人たちが、銀行や証券会社のカモにされないための草の根的な活動として意義があると思い、私は2018年から参加しています。
というわけで、今年は以下の3つの投資信託に投票しました。
1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/三菱UFJアセットマネジメント
1位に選ぶのは当然のこととして自分が投資している投資信託です。
この「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称オルカン)は、MSCI ACWIに連動するインデックス・ファンドです。
これ1本を買うだけで、日本、先進国そして新興国の企業にグローバルに投資できる便利商品です。複数の投資信託を組み合わせて買う必要がありません。
設定された当初は、日本株部分を構成するMSCI Japanのマザーファンドの規模(純資産総額)が小さいことが不安材料でしたが、2023年4月時点で約578億円と十分な規模に育っています。
オルカン自体の純資産総額は、10月末で約1兆5千億円と、目を疑うほどの規模にまで育っています。
2位:たわらノーロード 先進国株式/アセットマネジメントOne
2位はMSCI Kokusaiに連動する先進国株式(日本除く)のインデックス・ファンドから選ぶことにしました。
このジャンルは、ニッセイ、eMaxis Slim、そしてたわらノーロードが三つ巴でしのぎを削る、昨今のインデックス・ファンド低価格競争の主戦場です。どれも優劣つけがたく、もし私が他人からアドバイスを求められたならば「この3つならどれでも問題ない」と答えると思います。
というわけで決定的な根拠は無いのですが、今回は、来年から確定拠出年金で積み立てようと思っている「たわらノーロード 先進国株式」に期待を込めて投票しました。
3位:純金上場信託(現物国内保管型)/三菱UFJ信託銀行
3位は金(ゴールド)の価格に連動するETFに投票しました。
私は一時期この金ETFを積み立てていましたが、ポートフォリオの管理が面倒なので全部売ってしまいました。
でもその後の、長期化する不安定な世界情勢、それに伴う世界的なインフレや金価格の上昇を見ていると、安定的な価値を持つ金に投資する意義を再認識させられました。
・・が、今となっては金価格が高騰してしまって怖くて買えません。
私はこんな感じで売買し、この1年間の金価格の高騰に乗り遅れました。
というわけで、今年はこんな感じで投票してみました。結果発表は1月20日とのことです。