行人日記@はてな

昼の休みに今日見る雲も 頼りない雲 流れ雲

「ウエスト・サイド・ストーリー」

昨夜、「ウエスト・サイド・ストーリー」をレイトショーで見てきました。

1961年のオリジナル版は軽く100回以上見ましたし、ブロードウェイキャストの日本公演も2回見に行きました。

ですのでこのリメイク版も「もうひとつのウエストサイドが見られる」と数年前から期待していたのですが、結果は物足りなくて残念でした。

ウエストサイド物語は、レナード・バーンスタインの音楽とジェローム・ロビンズの踊りが素晴らしいですが、この映画は音楽はとても良かったのですが、踊りの方はややあっさり気味というか、そもそもあまり踊りを重視していないのかな?という印象を受けました。

「アメリカ」はミュージカルらしい演出で面白かったですが、「プロローグ」「マンボ」「クール」は、作品の見せ場の筈が、かなり端折っているように感じられました。カメラワークとかはいいから、オリジナル版のように踊りをしっかりと見せて欲しいと思いました。

トニーとマリアを演じた主演の二人はとても良かったです。まだ幼さが残る顔つきが可愛らしく、オリヴィア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」を思い出しました。


千葉中央駅前の京成ローザ10のウエスト館。昔、京成ウエストだった場所ですね。

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